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    近頃、そばの栄養価が見直され、そば打ちを趣味とされる方の増加も相まって、各地でそばブームが到来しております。ここでは、日本でもかなり古くから栽培されている「そば」の歴史について調べてみました。

そばとは?

そばは、タデ科の植物で9月頃白い可憐な花を咲かせます。土壌の性質に左右されやすく、日本で白い花を咲かせる同じ種類でも、ヒマラヤ山麓では赤い花を咲かせ観賞用にもなっています。
10月中旬から下旬にかけて収穫期を迎えます。日本のそばの自給率は約20%。寒冷地の方が香り、味ともに良い。収穫は、北海道がトップでその他長野、鹿児島、秋田、茨城、青森、岩手、栃木、宮城、福島などで収穫されます。

そばの歴史
●そばの原産地は?
シベリアが原産といわれる説と、中国南部が原産といわれる説に分かれています。イギリスの植物分類学者スチュアートがアジア全域のタデ科植物を調べたところ、中国雲南省を中心とした地域に10数種のソバ属が存在することを発見しました。そのことから今では中国雲南省説が有力になっています。

●そばはどういう経路で日本まで来たの?
中国南部で野生種から栽培種に変化しながらシベリア地方へ広がり、寒い地方に適合した品種の一部が朝鮮半島から対馬を経由して日本に伝播し全国に広がっていったといわれています。ただ、北海道や青森の縄文遺跡からもそばが出土していることから沿海から直接伝播した可能性もありそうです。
また、ヨーロッパへは13世紀の十字軍によってシルクロードを経由してもたらされたといわれています。

●いつ頃伝わったの?
弥生時代以降に伝わったといわれていましたが、各地の縄文遺跡から種子や花粉が出土しもっと古い時代に渡来したことが最近わかってきました。史実の上では、養老六年(722年)の女帝、元正天皇による『続日本紀』のなかでそばの栽培を奨励しています。理由としては、そばは痩せた土地でも育つということと、種をまいてから収穫まで約75日と短いことから食糧確保に最適だったということでしょう。
 
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